オジュンソク作家Xヴィラディメトロシティ写真展「STUDIOS」

「誰かが写真を眺めるとき、初めて作品が完成される」

大韓民国の代表的なファッション写真家で、
最もよく知られている文化のアイコン、
オジュンソク作家の写真展「STUDIOS」が
5月29日から7月2日まで並木道メインストリートの
「ヴィラディメトロシティ」
B1スペクトルで展示される。

タイトルの「STUDIOS」に合わせて、
彼の空間をそのまま演出し、オジュンソクの好みが
たっぷり詰まった作品を披露し、
見る人に新しさを伝える。
主に大型サイズの作品を展示していた彼が、
今回の展示会を通じて、ミニマルサイズの作品を披露し、
より多くの人々が楽しむことができるように企画した。

今回の展示では、「エマルジョン・リフト」写真技法で
製作された作品を多く披露する。
エマルジョン・リフトテクニックは、
紙よりも薄めのポラロイドフィルムを湯でふやかして
写真面だけを取る作業である。
10年前のファッションの写真を撮り
偶然発見されたこの手法は、
インクが時間の流れに沿って継続的に変わり、
一度しか表現することができないので
より魅力的である。
何よりも去り行く花を生き生き見せようとする
作家の意図が反映された。

「花とポラロイドフィルムは多くが似ている。
時間の経過に応じて生命があるということ。
花とポラロイドフィルムは、
時間の経過に応じて老いる。
これ以上持ちこたえることが
できないことを感じるが、
命の最後を表現するために
シャッターを押し続ける

オジュンソク作家のハイパーリアルに
拡大された花は、私たちに「不慣れ」を贈る。
慣れているながらも慣れてない
"不慣れ"をそのまま感じることができる空間である。
活気溢れる花の姿はもちろん、スタジオの隅で、
いつの間にか枯れてしまった花の姿など、
さまざまな花の姿が表現されている。
一つの命と感じられるほど、
あまりにも大きく撮影されたこの作品は、
見る人によってさまざまな感情をもたらす。

オジュンソク作家は枯れていく花の
塗装作業で新しさを加えると、
サツマイモとチョークの粉を分散させ、
枯れ行く花に命を重ねた。
偶然発見したインクが流れる作業で、
花に新しいシェイプを贈った。
特に単色で処理した背景には、
花の形とテクスチャを浮き彫りにさせる事で、
更に良く見るようになった。
オジュンソクの「花」は、
誰でも見ることができる花でありながら、
誰もが同じように見ることができない花で、
私たちにとっての作品を魅力的にした。

また、彼がとどまった空間を越えて滞在し、
彼が追求する空間に私を連れて行く。
Google Earthの撮影カットを集め続けたシリーズは、
好きな都市を定め撮影した何千ものカットの
衛星写真を集めてパズルのように合わせた。
拡大して境界線や食い違う
ポイントが見つけられないほど、
集約されたプロセスで完成された作品を
見ることができる。このシリーズは、
もはや一般的な衛星写真ではなく、
写真を撮る瞬間の属性に時間性を
与えることになる。

続いて「STUDIOS」で最も中央に配置された
フィルムの引き出しは4-5年前、
偶然ソウル・ウルチロ(乙支路)を過ぎ去って発見した
彼のコレクションで、印刷所の外部に出ている
引き出しから発見した後、すべてを購入した。
それ以来、彼のスタジオに置き、フィルムと写真、
プリント染めを保持した。
ここで引き出し棚に手書きで記載された
内容物の名前を見つけることも隠れた楽しみ要素だ。
このほか、誰かが撮ったフィルムを新たに
編集するなど、さまざまな手法を活用した
彼の写真を鑑賞することができる。

また、彼が時々撮ってきた写真は、
私たちに直接「彼」を感じられるようにする。
特有の純一な熱情が込められた写真から、
子供のように好奇心と想像力に満ちた、
彼のカメラが収めた世界をゆっくりと
楽しんでみても良い。

今回の展示が特別な理由は、
これまで距離が感じられた写真家の展示を
身近に鑑賞することができるという点である。
さらに多くの人々に、より多くのメッセージを
伝えたいという意味で、
従来の作品展に比べ手軽に鑑賞できる。
芸術を学生や写真を勉強する人に、
より多くの機会を提供する。

このように、さまざまな意味が込められた
「Studios」を通じてオジュンソク作家の
秘密のスペースを、最も近いところで
深く感じることをお勧めする。

オジュンソク作家Xヴィラディメトロシティ展示「STUDIOS」

■期間:202.05.29〜2020.07.02 11 AM~8:30PM
■場所:ソウル市江南区島山大路13道33、ヴィラディメトロシティB1F